2005年03月26日

Publicity Tour

 こんちは。トミー・ベルセッティっす。そろそろジャージが匂う。

 前回までで無事ミッチ・ベイカーに仕事を請けさせることに成功した俺は、ミッチからの電話を受けるとその足でダウンタウンのスタジオに向かった。

 ポール〜、元気か? 風邪ひいてない?

 挨拶代わりの冗談も通じないほどポールとラブフィストの連中は大慌てだった。
 なんでも、以前やっかいになった女装ストーカーがまた脅迫状を出してきたらしい。

 しょうがねえな。俺に任せろ。
 スコットランドとイングランドをごっちゃにしてる野郎に男気見せてやろうぜ!

 チビる寸前のラブフィストを捕まえて高らかに声を上げる。
 俺っておっとこまえー。
 で、スコットランドってどこだ?

 そんなわけでラブフィストの護衛を引き受けることになった。
 飽きるほどの弾と拾ったロケットランチャーで大抵のものは吹っ飛ばせるぜ。
 は? ライブ会場までリムジンの運転手?
 そんなのタクシーにでも頼めっての。

 愚痴をこぼしながらもハンドルを握る。なんだかんだ言って車は嫌いじゃないんだよな。
 運転は苦手だけど。

 ラブフィストがなんか騒いでたけど、おもむろに×ボタンでアクセルを踏む。
 雨のせいで後輪が滑ってる滑ってる。

 もっと飛ばせ? 停めるなだって? おっしゃ任せんしゃい。
 うるぁあああ! 何とかの領域!

 バイスポートに通じる大通りを限界近い速度で3台のトラックを避ける。

 ラブフィストたちは後ろでウォッカ瓶を相手に漫才してやがる。

 なにが緑に見えてきたって? そりゃ森昭雄脳グリンめんの食いすぎだろ。
 うははは。あんまり笑かしてくれると追突するぞ。
 爆死のほうが早い? それうまいの?
 おまえら、急に落ち着いたけどチビったんじゃないだろうな!?
 爆弾解除してた…? 早く言えっての…。

 何とかラブフィストの連中を会場に送り届けた頃にはリムジンの両ドアはなかった。
 やつらのライブも無事終わり会場の外に出ると電話が鳴る。

 ミッチ・ベイカーじゃん。ライブよかったよな。ダンボール好きになったよな?
 これからもカッ飛ばせって?

 あいつまだ野球盤のこと根にもってるんだろうか。
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2005年03月25日

Hog Tied

 俺の名前を言ってみろ。そうだトミー・ベルセッティ。森昭雄脳にインプラントされてる。

 どこへ行く気にもなれずぶらついていると、いつの間にやら久しぶりな気がするThe Greosy Chopperの前だった。

 ミッチの野郎はいい加減仕事請ける気になったか?
 せっかくなんでちょっと寄ってくことにする。必殺技は開けてからノック。

 よお、ワルのベルセッティさん。

 ベルセッティさんじゃねぇよ。仕事はどうなったんだ?
 問い詰める俺にミッチ・ベイカーは話を切り出す。

 地元のチンピラがバイクを盗みやがった。
 イキがってるバカは始末するんだが…。

 え゛…。やべぇ、バレてたのか…。
 Angelまた乗り捨ててきちゃったよ。
 必死で言い訳を考えながら汗腺が開いてぶわっと汗が吹き出すのがわかった。

 ミッチ・ベイカーは恐ろしいことを言いながら平然とした顔で野球盤で遊んでやがる。
 しかもタイガース盤。

 仲間のためにどれだけできるか見せてくれ。

 くそ、ヤクザみてぇに指でも詰めさせられんのか…?

 野球盤の展開を見守りながら顎をつたう汗をぬぐう。
 9回の裏2アウト。
 ここで投げ勝てばミッチチームに白星。
 俺っち、もう黒星。

 鉄砲屋の裏にいるからよろしく。
 終わったら例の仕事受けてやるよ。

 え? 鉄砲屋の裏…?
 俺じゃないの? だったら最初から言ってくれよ。
 ん? いいんだいいんだ、気にすんな。なんでもないって。
 うははは…。

 んじゃ行って来るよ。
 次カーブくるから気をつけてな。

 ふぃー、やべーやべー。本気でビビったよ。
 ミッチの怒号を耳にしながら店の外に出た俺はまだ汗をぬぐっていた。
 夜風の冷たさが心地いい。

 今度からは返すようにしないとな。始末されたんじゃかなわん。
 今回ばかりはバイクが必要ということなのでいつものように歩道に停めてあったAngelボタンでまたがる。店の前にいたミッチ・ベイカーの仲間の視線が痛い。

 はやく仕事終わらせて帰るか。
 ×ボタンでアクセルを握りバイクを走らせる。

 その後、武器屋の前にある長階段をジャンプした勢いで一回転しかけたり、
 MACの弾丸が切れてTac9と弾1150発をいただいたり、
 ミッチ・ベイカーのバイクを持ってくるのに借りたAngelを置いてきて返せなくてボコられたりボコったりするのだがそれは別の話。
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2005年03月23日

Dirty Lickin's

 トミー・ベルセッティ。ジャージが似合う。

 いきなりで悪いが今日はなんか頭が痛い。この辺くるといつもそうだ。

 今日なに食ったっけ?
 見覚えの無い道を歩きながら必死で思い出そうとする。
 今日はたしか…人を尋ねてきたんだよな…。

 俺はずきずきする頭を押さえながら乱暴に扉を開けて中にはいった。
 見慣れない家のなかには見覚えの無いババアがいた。
 典型的な肝っ玉かあちゃんだ。

 なんていったっけ? おばさん、いる?

 そうだ…俺が尋ねてきたのは女。
 だけどこいつじゃない。

 お腹が減ってるねトミー。

 なにあんた、俺のことしってんの? 腹へってるよ?

 矢継ぎ早に質問を浴びせかける俺を無視してババアは続けた。
 ババアが言うことにゃ俺になにかをくれるから息子の仕事を手伝ってほしいという。

 なんだろ、飯でもご馳走してくれんのかな。
 そんならいいよ。大工仕事くらいなら手伝ってやるよ。
 これ仕事道具? 長いね。

 俺は言われるままにテーブルの上に置かれていたライフルを手に取り外に出た。
 何故だか俺にはいくべきところが解っていた。
 建物の脇に備え付けられた階段を上りその場所へと辿りつく。

 どこかの屋上だ。屋上といってもかなり低い。
 ここに来る途中、階段の下に頭痛薬らしいのが落ちていたので飲んでおいた。相変わらず頭が痛んではいたが思考はクリアだ。

 屋上に上るとそう遠くないところで何人かが争っているのが見えた。
 俺は左スティックを押し込んでどっかり座り込むと、R1ボタンライフルのスコープを覗き込む。
 スコープの中ではハイチ人とどこかのギャングが殴りあっていた。
 おそらくキューバ人。

 ハイホーハイホー仕事が好きー♪
 歌いながらボタンでトリガーを絞る。

 テンパってきた俺には撃つべき奴の頭上に矢印が見えていた。
 あとからあとから沸いてくるコクゾウムシのような奴らを撃ち倒していく。

 増援ってなんだよ。カタナってサムライかお前は。
 最後のサムライをワンショットで決めたところで仕事は終わったようだった。

 …それが5分前の話である。

 あれから俺はリトルハイチの通りをカタナを手に歩いていた。

 ピルルルル。

 とつぜんポケットの携帯電話が鳴った。ケツで震えるのが気持ち悪い。
 L1ボタンで回線をつなぐ。

 術はといてあげる。もうきちゃ駄目よ、トミー。

 え? あんた誰? きちゃ駄目ってどこに? 森昭雄脳

 そう尋ねるもすでに受話部分からは回線遮断のビープ音が聞こえる。
 間違い電話か? まあいいや。

 いくらかもやの晴れてきた頭をリフレッシュするように伸びをする。

 あれ、俺なんで携帯なんか出してんだ。
 誰かに電話するつもりだったの?

 まあいいや。なんか気分もいいしどっか行くか。
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2005年03月22日

Collect the Carsその4

 今日もやってまいりましたCollect the Carsのお時間です。司会のトミー・ベルセッティ。いつになったら話進むの?

 息も絶え絶えになりながら黒コゲの車を押すこと幾星霜。
 休憩で立ち寄った薬局に鉄人定食がないことを知り早々に飛び出した。
 だが肝心の車が無い。くるまはどこだ。

 あそこでまとまるハイチ人の一団に聞いてみよう。

 いよっ、提訴取り下げてくれてありがとな。
 なに? フロリダで提訴した?
 いやまぁそれは今いいんだ。そこに停めてあった車しらねぇかな?
 ていうか置いてあったんだけどな?

 俺が下手に出てるにもかかわらずやつらはチャカを向けてきやがった。

 なんなんだおまえらは!
 撃つのはいいが森昭雄脳なのかジャージが気にいったのかくらい教えてくれ!?

 爽快な銃声にかすめる弾丸。

 うぉああ!
 いま足にあたったぞ、足に!

 それでも痛みはない。防弾チョッキが弾を食い止めたのだ。
 ツッコミ無用。

 やつらときたらチャカはまっすぐ向けてても弾が斜めに飛んできやがる。

 だが見える! 弾道が見えるぞ…!

 そこか!

 ドタドタと華麗に避ける俺。

 どうも薬局で拾い食いしたクスリが感覚を研ぎ澄ませているようだ。
 ふははは。いまならゲルショッカー戦闘員も一撃だ。

 今や常人の三倍の速さとなった俺は碌に構えもせず短銃身ショットガンをぶっ放してやる。

 吹っ飛ぶギャング。
 破裂音を聞いて逃げるハイチ人。
 何人かはまだ俺にチャカを向けている。

 知らないならこれ以上構ってる必要はない。三十六計逃げるが勝ちだ。
 未だ飛び交う弾丸の中、反転し、もときた道を引き返す。

 車は今頃何処だろうか。そう思うと腹が立たずにいられない。
 だがそろそろこの展開に飽きていたので相手をしている暇もなかった。
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2005年03月21日

Collect the Carsその3

 はう・あー・ゆー? まい・ねむ・いずベルセティ・トミィ。俺、合衆国人。

 死ぬような思いで車を押し続けていた俺は疲れ果てていた。

 職業?
 車押し屋でないことは確かだ。

 エンコしてる車ならともかく、タイヤまでも焦げたESPERANTOを押すことがどれだけ大変かお前らにわかるか?

 わからねぇだろうな。
 俺もわかりたくなかったよ。

 ダウンタウンからリトルハイチへ続く道は、島を繋ぐ橋を除くとバイスシティ一の長さを誇る。

 真っ黒の車を押して運ぶ俺。
 なんてマヌケ。

 思ったんだが、別のESPERANTO探したほうが早くなかったか?
 それは思うだけで口に出してはいけない事実。

 とにかく俺はやるのだ。

「こんじょ――――――――!」

 腰の曲がったババァがほくそ笑んで俺を殴ろうとしていた。
 そんな気がする。
 クソ、殴りてぇ。だが俺は森昭雄脳じゃない。

 車は(ていうか俺は)リトルハイチの薬局の前にさしかかっていた。

 ここまでくれば板金屋は目の前だ。
 最後のふんばりに備えひとやすみすることにした俺は、Ryton Aidと書かれた薬局の看板をくぐった。
 看板に偽りなし。まごうことなくクスリ屋だ。

 親父、ハイマンナン一丁。
 ないだと? んじゃ鉄人定食でいいよ。
 それもないだと? ええい、もうこっちからお断りだ。

 品揃えの悪い店を飛び出すと俺は再び車を…

 車を

 車を

 車は?

 辺りを見回すも真っ黒になったESPERANTOはどこにもない。
 あんなボロ車だれが持ってったんだ?
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2005年03月20日

Collect the Carsその2

 トォミィ〜・ベェルゥゥセッティィ〜! 顔面蒼白青コーナー。

 騒音対策で設けられただだっ広い空き地がむなしく広がる。

 ミッチ・ベイカーのいわれるがままに暴れ果てた挙句、レアなをスクラップにしたことを知った俺は空港敷地沿いをとぼとぼ歩いていた。

 これが森昭雄脳の辿る末路かと思うと悲しくなった。

 煙を吹いてたAngelは空いていたガレージにしまっておいた。
 ああしておけば次にガレージから出したときには新品同然だ。

 こっちに来てすぐのホテル住まいだったころにはガレージなんてなくていつも板金屋に持ってったっけ。

 懐かしいな…。

 毎日チンピラにケンカをふっかけて、サツにも食ってかかってった。
 あんときゃ何でもできると思ってたっけ。

 どこいっちまったんだろうな、あの頃のモジョは…。

 そうだよバイクのタイヤ撃ち抜かれてフラフラしながらも板金屋に持ってったじゃないか。

 板金屋だ。こうしちゃいられない。

 俺は思い立つと×ボタンをゆっくりと連打しながら走り出した。こうすると疲れることなく走り続けられるのだ。

 そうしてたどり着いた場所は、Moist Palms HOTEL。
 そう、あの悲劇の現場だ。

 祈るような思いで駐車場に入ると…まだあった。
 体当たりするようにもはや色の判別もつかないほど焦げたESPERANTOに張り付き、左スティックを倒し力の限り押し始めた。

 板金屋までは目測で2キロってとこだ。

 壊れたESPERANTOを押す俺。

 板金屋まで押して運んでいこうという算段だ。

 普通の板金屋ならこの状態で直るかどうかは怪しいが、バイスシティの板金屋は腕がいい。
 火を噴いてる車だろうがあっさり修理してくれる。
 5分たらずで。

 俺はやれる…俺はやるれぞ、俺はやってやる!

「こんじょ――――――――!」
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2005年03月19日

Collect the Cars

 よっす。トミー・ベルセッティだよ元気? 俺、暴れん坊。

 ミッチ・ベイカーの悲劇話を聞かされた少しばかり落ち込んでいた俺は、ヤツに言われるままに破壊の限りを尽くすことにした。
 誰にも見つからないところで。

 あのときすでに別の悲劇は始まっていた。

 ホテルの駐車場でMACから廃莢をこぼれさせながら俺は順調に車を破壊していた。すでにバン2台は黒コゲだ。
 サブマシンガンらしい連続した音が金属のボディに穴を空けていく。MAC森昭雄脳メーターを上げるのに適していた。

 青いボディの、街でもあまり見ない珍しい形。

 しばらくすると、黒い煙が上がる。こうなればもう崩壊の時は近い。
 あとは炎上、爆発。
 すでに煙はオレンジの炎に変わっていた。

 車の名はたしか、ESPERANTO

 いまにも爆発しそうな車から離れる。

 ESPERANTO? どこかで聞き覚えがあるような。

 どっかん。

 背後で派手な爆発があがった。
 あろうことか、充分に距離をとりきれていなかった俺は、爆風に巻き込まれて吹っ飛ばされてしまった。

 顔からつんのめる俺。相変わらず防弾チョッキが優秀だ。

 時間もないことだし、車のことなんか忘れて最後のバンを破壊しにいく。
 普通のミッションならここでロケットランチャーなんかを使うのもいいのだが、それでは森昭雄脳メーターがいい具合に上がらない。

 MACのマガジンを変えるのがもどかしいが、これもまた楽しみのひとつだ。
 バンから炎が上がるころ、森昭雄脳メーターはほとんど満タンだった。
 さっきのような失敗はしないようにすぐに離れる。

 森昭雄脳の名の下に高らかな爆発音。
 ミッションは無事成功だ。

 今日の俺、ちょっぴり詩人。

 ふと、先ほど破壊した青い車のことを思い出す。
 けっこうイカしてたな。サンシャインオートのガレージまだ空いてたし、しまっといてもよかったかも。

 サンシャインオート…。

 冷や汗が頬をつたう。
 鼓動が間違いであってほしいとその合間を縮める。

 サンシャインオートはリトルハイチにある俺がオーナーを務めるカーオートだ。

 その地下駐車場には誰の仕業かしらないが、あるリストが貼ってある。

 LANDSTALKER
 IDAHO
 ESPERANTO
 STALLIRON
 RANCHER
 BLISTA COMPACT

 カーオートで売る予定の車リストである。

 ESPERANTO…やっぱりありやがったよ…。

 すでに煙を吹いていたAngelを飛ばして大急ぎでサンシャインオートにリストを確認にきた俺は、愕然と膝をついた。

 リストにある車はいずれも珍しい車ばかりで、探すつもりでもないと滅多に見かけない。

 そんな中のひとつがあったのだから、それはもう幸運そのものなのだ。

 あいにく、すでにそのはオシャカ。
 しかも自らの手でぶっ壊していた。
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2005年03月18日

Messing with the Man

 え? トミー・ベルセッティ? それ俺。ちょっと鬱。

 無事レースには勝利したものの、俺はあらがえない何かの存在を知ってどうにもやるせない気持ちで再びミッチ・ベイカーを尋ねた。

 さあこれで引き受けてもらえるんだろうな?

 詰め寄る俺にミッチ・ベイカーは冷静だ。
 ファミリーにならなきゃ引き受けられないときたもんだ。
 すでにミッチ・ベイカーは俺がこの街に流れ着いた理由もしらべていた。
 ミッチ・ベイカーのバイク萌え族はそんな連中の集まりだという。

 自らも国に裏切られ軍を追われたのだと。
 そして俺も暴れるべきだと。

 そうか、そんな過去が。

 ああ、ちょうど行き場のない感情をどうにかしてほしいと思っていたところだ。
 派手にやってやるぜ!

 そう勇んでバーを出る俺。
 いつものようにAngelをかっぱらってくのを忘れない。

 ああは言ったものの、ベルセッティさん小市民。
 暴れるなんて大それたことはできやしない。

 待てよ。たしかぶっ壊せばいいんだったな?
 だったらいいとこがある。

 The Greosy Chopperを少しばかり南にいったとこにでかい建物がある。
 名前はたしかMoist Palms HOTEL。
 そこの奥にある駐車場にはいつも何台か車があり、俺もたまに拝借させてもらってる。

 おーおー、あるある。バンが3台に乗用車が1台。妙にバンが多いな。

 んじゃ、いっちょいきますかい。

 バンの前に陣取りボタンでMACを構えてトリガーを引く。
 思ったとおり、カオスメーターってのががんがん上がってきやがる。
 おっと、車が火を噴き始めたら逃げなきゃ。巻き込まれたらさすがの俺様でもやばいかんね。

 順調に撃ちまくって次々と車を破壊してく。

 すかっとするね!
 森昭雄脳じゃないかと思うほど。

 最近つかってなかったから弾はやまほどあるぜ。800発くらい。
 どこに持ってるんだ俺?

 駐車場の車を破壊しつくした頃、カオスメーターは一杯だった。

 ま、ストレス解消にはなったかな。
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2005年03月17日

Alloy Wheel of Steelその2

 俺っちトミー・ベルセッティ。地面大好き。

 前回偶然突っ込んだところは俺のアジトのひとつだった。
 14000$もしたガレージが3つもついてる高級マンションだ。屋上にはヘリポートもある。

 派手な横滑りをしながら突っ込んでくバイクはそのまま転倒し、俺は顔面をモロに地面に打ち付けた。
 だがなぜか防弾チョッキの耐久度が下がっただけですんだ。
 最近の防弾チョッキは性能いいよな。

 路地を見ると倒れているバイク3台
 どうやら1台は転ばずにうまく曲がっていったようだ。

 俺もこうしちゃあいられない。

 あれ? これ、俺のバイクじゃないな…。

 勇んでバイクを起こしまたがるが、よくよく見ればさっきまで乗っていたAngelと少し違う。
 もともとオレのバイクじゃないんだけどなんか違う。
 気にせず×ボタンでアクセルをふかしながら発進しようとすると背中に妙な視線が刺さるのを感じた。
 L2ボタンとR2ボタンの同時押しで後ろを振り返る。

 ものすごい形相で腹の出た男が走ってくるのが見える。

 え? これ、もしかしなくてもオマエのバイク

 だが時すでに遅し。バイクは急には止まれない。
 やむを得ず無視して発進する俺。

 ごめんな。あとで返すよ。

 謝りつつも森昭雄脳の恐怖を読むように満面の含み笑いは隠せない。
 俺の乗ってきたバイクに乗ってけと言いたいところだが無用なアドバイスはしないでおく。
 はやくも一人脱落したのだから。

 もはやこれで3位から落ちることはない。

 一人いなくなったところでどうということはなくレースは順調に進んでいく。

 アメリカンバイクはそのパワーのおかげでうまく当たれば街灯のポールなんか逆に吹き飛ばしてくれる。

 俺の前を走るは残り1人。ここから慎重に行けばとらえられるはずだ。

 俺は加速テクと絢爛なハンドリングで車の間をすり抜けながらチェックポイントをくぐっていく。

 レースは早くも終盤。あのT字路を曲がればゴールのThe Greosy Chopperは目の前だ。

 おかしい。最後の1人が見えない。
 もしやすでにゴールしているのか?

 悪い予感を振り払ってふと気がつけば俺はゴールしていた。タイムは1分41秒のなかなか好タイムなようだ。

 もしかしてさっき、反対車線を走っていたタクシーに正面から突っ込んでいったバイクがそうだったんだろうか。アイツ、8メートルくらい上空を舞ってなかった?

 考えごとをしていてやっぱりブレーキをかけ忘れていた俺のバイクはゴールしても止まらない。
 このままではHOWLIN PETES BIKER EMOPOLIUMのショーウィンドウに突っ込んでしまう。

 こんなときでもあわてずさわがず。俺は最良の手段を知っている。

 慣性で滑り続けるバイクを尻目にボタン。たったこれだけで走行中の乗り物から飛び降りることができるのだ。

 みごと華麗に着地を決めた俺は、無人のバイクが突っ込んで割れたショーウィンドウの中に高価そうな革ジャンを見つけた。せっかくなんで勝利の記念に一枚いただいていこうじゃないか。

 だがどうしたことかどんなにやっても皮ジャンは一向に着れやしない。
 サイズがあわないんだろうか?
 強引に重なってみるも観光地で顔を入れて記念撮影するアレ感が否めない。

 なにか言い表せないものすごい喪失感を覚え、重い手足をひきずりThe Greosy Chopperのドアを開けた。
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2005年03月16日

Alloy Wheel of Steel

 俺、トミー・ベルセッティ。めんどくさいの嫌い。

 ラジコンGPは結局4回目で飽きた。

 俺のダチにケント・ポールってのがいるんだけどさ、そいつが今バンドのプロデューサーみたいなことやってんのね。前もそいつらにドラッグと女の調達を頼まれたこともあって、俺もいろいろ縁があるんだわ。

 で、今日はそいつから電話がきたんだが、なにかと思えばバンドのライブに、ボディガードとして雇いたいヤツがいると言ってきた。

 名前はミッチ・ベイカー。

 俺もそいつは知ってた。

 ダウンタウンのThe Greosy Chopperというバーにたむろしてるバイカーの親玉で、ここいらへんはほとんどヤツが仕切ってる。

 なんだがコイツがまたくせもんで、元軍人らしくて融通きかねぇんだ。
 ケントのバンドの連中もキレたストーカーに追われてたりでけっこう苦労してるわけよ。そこでバイスシティでもそこそこ顔がきくようになってきた俺が交渉にいってやることになった。
 ダチは一生モンだぜ。大事にしなきゃな。

 そんなわけでThe Greosy Chopperにのりこんだ。

 ミッチ・ベイカーはどこだ?

 カウンターの中にいた男に尋ねるとすぐにわかった。仲間とともにビリヤードを楽しんでいる男がそうだという。

 ミッチ・ベイカーはバイカーファッションに身を包んだ恰幅のいい男だった。ちょっとデコが広すぎるのだがそこはお互い大人なので言わないことにする。

 適当に挨拶をすませると本題に入った。
 はじめにも言ったが俺はめんどくさいのが嫌いなのだ。

 話を聞くとケントはすでに交渉にきていたようだ。態度が気に入らなかったんで身包みはがしてほっぽり出してやったらしい。
 そいつはいいものを見逃した。ケントの服のセンスはだせぇし、そっちのほうがお似合いだったに違いない。きっと森昭雄脳なんだよ。

 ケントの一世一代の晴れ姿を見逃したのは惜しいが、俺はまどろっこしいのは抜きにしてこいつらとダチになることにした。
 やつらも俺と遊びたかったらしく勝負を挑んでくる。それに勝つことを条件にダチと認めてくれるらしい。

 勝負はアメリカンバイクでダウンタウン一周。
 もちろんアメリカンバイクなんて持ってない俺は、The Greosy Chopperに止めてあったAngelを借りることにした。

 たまに借りて乗ってるから操作はお手の物だ。
 むろん返したことはない。

 合図とともに俺を含めた四台が一斉にスタートする。さすがに勝負を挑んでくるだけあってやつらの腕は悪くない。
 スタートダッシュでぶっちぎられたかと思うと、ぐんぐん差は広がっていく。

 しょうがねぇ俺のテクも見せてやるか。ここでもピザ屋バイクと同じように左スティックを前に倒して加速する。

 アメリカンタイプのバイクはパワーはあるがその分カーブに気を使う。R1ボタンのブレーキをうまく使って簡単にはこけねぇようにしないとな。

 加速テクでミッチ・ベイカーたちの真後ろについた俺は、隙間を見つけて割り込もうとするんだが、やつらときたらうまいことブロックしてくれやがってなかなか前に出れない。

 くそ、ここは一発とっとき出さなきゃならないか。そう思いつつ、ボタンでやつらのバイクのタイヤを狙ってMACをぶっ放そうとした瞬間。

 やつらときたら、オープンカフェの前のカーブを曲がりきれずに路地へ突っ込んでくじゃないか。

 ラッキー。だから気をつけなきゃいけないんだって…ズリリリ…え…?

 やべ、俺、ブレーキかけてねぇ…。
 倒れたミッチ・ベイカーたちに突っ込んでく俺。

 ああ、タイヤが滑ってく…。
posted by 群青 at 01:47| Comment(1) | TrackBack(0) | GTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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