2005年03月20日

Collect the Carsその2

 トォミィ〜・ベェルゥゥセッティィ〜! 顔面蒼白青コーナー。

 騒音対策で設けられただだっ広い空き地がむなしく広がる。

 ミッチ・ベイカーのいわれるがままに暴れ果てた挙句、レアなをスクラップにしたことを知った俺は空港敷地沿いをとぼとぼ歩いていた。

 これが森昭雄脳の辿る末路かと思うと悲しくなった。

 煙を吹いてたAngelは空いていたガレージにしまっておいた。
 ああしておけば次にガレージから出したときには新品同然だ。

 こっちに来てすぐのホテル住まいだったころにはガレージなんてなくていつも板金屋に持ってったっけ。

 懐かしいな…。

 毎日チンピラにケンカをふっかけて、サツにも食ってかかってった。
 あんときゃ何でもできると思ってたっけ。

 どこいっちまったんだろうな、あの頃のモジョは…。

 そうだよバイクのタイヤ撃ち抜かれてフラフラしながらも板金屋に持ってったじゃないか。

 板金屋だ。こうしちゃいられない。

 俺は思い立つと×ボタンをゆっくりと連打しながら走り出した。こうすると疲れることなく走り続けられるのだ。

 そうしてたどり着いた場所は、Moist Palms HOTEL。
 そう、あの悲劇の現場だ。

 祈るような思いで駐車場に入ると…まだあった。
 体当たりするようにもはや色の判別もつかないほど焦げたESPERANTOに張り付き、左スティックを倒し力の限り押し始めた。

 板金屋までは目測で2キロってとこだ。

 壊れたESPERANTOを押す俺。

 板金屋まで押して運んでいこうという算段だ。

 普通の板金屋ならこの状態で直るかどうかは怪しいが、バイスシティの板金屋は腕がいい。
 火を噴いてる車だろうがあっさり修理してくれる。
 5分たらずで。

 俺はやれる…俺はやるれぞ、俺はやってやる!

「こんじょ――――――――!」
posted by 群青 at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | GTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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