2005年03月16日

Alloy Wheel of Steel

 俺、トミー・ベルセッティ。めんどくさいの嫌い。

 ラジコンGPは結局4回目で飽きた。

 俺のダチにケント・ポールってのがいるんだけどさ、そいつが今バンドのプロデューサーみたいなことやってんのね。前もそいつらにドラッグと女の調達を頼まれたこともあって、俺もいろいろ縁があるんだわ。

 で、今日はそいつから電話がきたんだが、なにかと思えばバンドのライブに、ボディガードとして雇いたいヤツがいると言ってきた。

 名前はミッチ・ベイカー。

 俺もそいつは知ってた。

 ダウンタウンのThe Greosy Chopperというバーにたむろしてるバイカーの親玉で、ここいらへんはほとんどヤツが仕切ってる。

 なんだがコイツがまたくせもんで、元軍人らしくて融通きかねぇんだ。
 ケントのバンドの連中もキレたストーカーに追われてたりでけっこう苦労してるわけよ。そこでバイスシティでもそこそこ顔がきくようになってきた俺が交渉にいってやることになった。
 ダチは一生モンだぜ。大事にしなきゃな。

 そんなわけでThe Greosy Chopperにのりこんだ。

 ミッチ・ベイカーはどこだ?

 カウンターの中にいた男に尋ねるとすぐにわかった。仲間とともにビリヤードを楽しんでいる男がそうだという。

 ミッチ・ベイカーはバイカーファッションに身を包んだ恰幅のいい男だった。ちょっとデコが広すぎるのだがそこはお互い大人なので言わないことにする。

 適当に挨拶をすませると本題に入った。
 はじめにも言ったが俺はめんどくさいのが嫌いなのだ。

 話を聞くとケントはすでに交渉にきていたようだ。態度が気に入らなかったんで身包みはがしてほっぽり出してやったらしい。
 そいつはいいものを見逃した。ケントの服のセンスはだせぇし、そっちのほうがお似合いだったに違いない。きっと森昭雄脳なんだよ。

 ケントの一世一代の晴れ姿を見逃したのは惜しいが、俺はまどろっこしいのは抜きにしてこいつらとダチになることにした。
 やつらも俺と遊びたかったらしく勝負を挑んでくる。それに勝つことを条件にダチと認めてくれるらしい。

 勝負はアメリカンバイクでダウンタウン一周。
 もちろんアメリカンバイクなんて持ってない俺は、The Greosy Chopperに止めてあったAngelを借りることにした。

 たまに借りて乗ってるから操作はお手の物だ。
 むろん返したことはない。

 合図とともに俺を含めた四台が一斉にスタートする。さすがに勝負を挑んでくるだけあってやつらの腕は悪くない。
 スタートダッシュでぶっちぎられたかと思うと、ぐんぐん差は広がっていく。

 しょうがねぇ俺のテクも見せてやるか。ここでもピザ屋バイクと同じように左スティックを前に倒して加速する。

 アメリカンタイプのバイクはパワーはあるがその分カーブに気を使う。R1ボタンのブレーキをうまく使って簡単にはこけねぇようにしないとな。

 加速テクでミッチ・ベイカーたちの真後ろについた俺は、隙間を見つけて割り込もうとするんだが、やつらときたらうまいことブロックしてくれやがってなかなか前に出れない。

 くそ、ここは一発とっとき出さなきゃならないか。そう思いつつ、ボタンでやつらのバイクのタイヤを狙ってMACをぶっ放そうとした瞬間。

 やつらときたら、オープンカフェの前のカーブを曲がりきれずに路地へ突っ込んでくじゃないか。

 ラッキー。だから気をつけなきゃいけないんだって…ズリリリ…え…?

 やべ、俺、ブレーキかけてねぇ…。
 倒れたミッチ・ベイカーたちに突っ込んでく俺。

 ああ、タイヤが滑ってく…。
posted by 群青 at 01:47| Comment(1) | TrackBack(0) | GTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ミッションが始まり「バイクに乗ってスタートラインにつけ」と言われるところで無理に他からギってくる必要はなく、すでにスタートラインについてるミッチ・ベイカーの仲間の一人を叩き落してバイクを奪うという外道プレイも可能なようです。

 それでも1位になればミッションクリアとなる彼らの漢らしさが素敵でなりません。

 さすがに殺してしまうとミッション失敗のようですが。

 この街は弱肉強食。
Posted by 群青 at 2005年03月17日 00:58
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