2005年04月16日

2分でわかるタイガー&ドラゴン「芝浜」の回

 虎児が弟子入りして二ヶ月。修行は順調とはいえず、演目でも客からヤジを飛ばされるわ、挙句には組の跡取りで弟分の銀次郎(塚本高史)にも「つまんない」と言われてしまう。
 そんな中、次の演目は「芝浜」。魚河岸に出入りする魚屋がいた。この魚屋、名を熊五郎というのだが酒が好きで働くこともおっくうでたまらない。ある日女房にたきつけられしぶしぶ仕入れに行った熊五郎男は大金を拾って帰ってくる。だがますます働かなくなることを危惧した女房が熊五郎が寝ている間に隠してしまう。女房は夢だったと諭し、それからは真面目に働くようになり真実を打ち明けられた熊五郎は、よくぞ金を隠してくれたと女房に感謝するという噺。
 それを父にも迫る話術で見事に語る竜二。虎児は自分にはない才能を持ちながらも家出してしまった竜二に嫉妬を覚えてしまう。だが竜二には心配事があった。自らの経営する店の従業員であるリサ(蒼井優)に給料を払っていなかったのだ。一度は飛び出したリサだが、彼氏(YOU THE ROCK★)に騙され店の金に手をつけようと戻ってくる。だが給料を払えない店に金があるはずもなく、そこで拾ったのは銀次郎の財布だった。だが虎児と竜二に諭され考え直したリサは、拾得物として財布を届けに行った先である交番に偶然居合わせた銀次郎に一目ぼれしてしまう。
 ヤクザと噺家の虎児、デザイナーと元噺家の竜二は、似たような境遇の中で互いに互いのことが理解できずに喧嘩に発展してしまう。巻き添えになり見事に転がっていく屋台の親父(半海一晃)。
 竜二が苛立ちを隠せず実家に帰ってみればジェンガで賑わう平和そうな家族。父親である正吉から虎児の悲惨に満ちた過去を聞かされるも余計に親子の溝は深まるばかりだった。
 一方、ヤクザ親子も一大事。銀次郎が三枚起請の回で起請の代わりとなったMのイレズミを入れていたのだ。東京に戻りバスガイドになっていたメグミを連れ出し問いただす虎児。柴浜になぞらえ、リサの一目ぼれを夢だったと諭す竜二と、夢だと思って諦めろと銀次郎を別れさせる虎児。だがメグミはどう勘違いしたのか虎児に惚れていたようだった。
 酒に酔っていたせいもあり、思惑通り夢だと思い込み健気に働くようになったリサを気の毒に思った竜二は、銀次郎のもとを尋ねて店に来るように仕向け、リサと会わせることでようやく落ち着いた。
 ここまでが今回の林家亭小虎オリジナル「芝浜」。寄席が成功したことを聞いた竜二も馴染みの客も出るほど真剣に打ち込む小虎こと虎児を見直し、こちらの二人も歩みよることができたのだった。


 西田が実にいい味出してるに尽きる回だろうか。竜平と共にジェンガを踏む演出なんかが一般家庭のドジなお父さんっぽくておもしろかった。
 安部サダヲ演じる谷中竜平が一時期のこぶ平(現林家正蔵)のようなノリだったり、虎児とメグミがちゃっかりホテルから出てきたりと、見事に裏話が散りばめられている。これも今後の伏線になっていくのだろうか、谷中親子のこれからと共に注目したい。
 今回不覚にも、岡田がどこぞのマダムに見えてしまったのが個人的な笑い所。
 シャンプーのCMが入ってきたのも演出かと思ってしまった。「芝」修正しました。
posted by 群青 at 01:11| Comment(6) | TrackBack(11) | タイガー&ドラゴン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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