あの事件から三年。竜二(岡田准一)は日々の精進を認められ近く七代目どん兵衛を襲名することになっていた。だが竜二には心配事が。ひとつは襲名披露の演目が過去に失敗した『子別れ』であること。そしてもうひとつはメグミ(伊東美咲)のこと。そんな竜二を励ます意味も込めてどん太(安部サダヲ)に連れられコスプレパブに行くのだが、偶然そこで働いていた虎児(長瀬智也)と再会することに。虎児は刑期を終え出所していたのだが信頼を裏切る形になってしまった谷中家には顔を出しづらく、新宿流星会に出向くも立派に二代目を次いでいた銀次郎(塚本高史)に「らしくない」と追い返されてしまい行き着いた先がそこだった。
虎児の責任をとる形で芸能協会を脱退したどん兵衛(西田敏行)は、昇格する竜二のためにも虎児を迎えに行くわけには行かなかった。だが口ではなんと言っていてもどん兵衛は虎児を待ち続けており、その証拠に今の名は二代目林屋亭子虎。同じように虎児の恩人でもあり、どん兵衛の友人、流星会の元組長も、どん兵衛に預けたものとして迎えに行けなかったのだ。業を煮やした竜二は、意地を張り続ける虎児とどん兵衛をめぐり合わせ、もう一度弟子入りすることになった虎児だった。
襲名披露の日。高座には虎児が。かつてどん兵衛に与えられた林屋亭子虎として落語会に復帰を果たしたのだった。
最終回にしてスペシャルのナンとサインが繋がった。予想もできないオリジナルダジャレオチで。いや予想できるわけがないって。ドラゴンソーダのブームはともかく、新しいヤクザを目指す銀次郎の成長、さゆりちゃんの逆転、どん兵衛の二代目子虎、組長の葛藤。どれもひとつの物語として見てもおもしろいものだろう。語る必要はないが深い深い物語がそこにはあったのだ。
ドラマは終わらない。クドカンドラマの一番の楽しみはやはりそれに尽きるのではないだろうか。何よりも終わってしまったはずの最終回の続きが気になって仕方がないのだ。
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